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MESSAGE

Eat your vegetables!

Our mothers' saying

is the loving saying of mothers all over the world.
As we grow and left home, we realize how heartwarming and caring that message was,
living in a busy urban life. Found the happiness in our friends faces at our home parties serving lots of vegetables,
we've decided to keep saying this heartwarming word, on behalf of their mothers, in the center of Tokyo.

それは、カフェをオープンする以前のこと。

私と、いっしょにデザイン会社を立ち上げたばかりの川村明子、二人の周りには、
スケーター、ミュージシャン、フィルムメーカー、モデル…と
エネルギーにあふれた若者たちが集まることが多く、
私が作ったごはんをみんなで賑やかに囲むことが日常でした。

私自身が、野菜好きだったこともあり、自然と野菜料理の割合が高かったのですが、
男子も女子もみんな、野菜を食べるときの顔がなんだか嬉しそうなのです。

幼い頃から言われ続けた
「もっと野菜を食べなさい」というお母さんの言葉。
当時は少し口うるさく感じたこの言葉の真の意味が、
母が子を思うゆえだと大人になって気付き始めたからこそ、
みんな野菜を食べることにどこか懐かしさや慈愛を感じ、
喜んでくれたのかもしれません。

その笑顔を見て、お母さんのように、あるいは可愛がってくれたおばあちゃんのように、
「もっと野菜を食べなさい」を言い続けようと思いました。

折しも、2000年にひょんなことから気軽な気持ちでヴィーガンに興味を持ち始めた頃。
ヴィーガンになって最初に始めたのは、食品を選ぶことからですが
、 スーパーに並ぶ食品のパッケージの裏を見て、
添加物の多さに愕然としたことを覚えています。

さらに、ヴィーガン目線で外食を見渡すと、
野菜の位置付けはサラダやおしんこがほとんど。
野菜を食べたい人にとって、外食は選択の余地がなかったのです。

でも、そんなヴィーガンにとって厳しい状況とはうらはらに、
実際にヴィーガン生活をスタートさせて身をもって実感したのは良いことばかりでした。
身体が軽くなる。思考もシンプルになる。
モノが溢れるこんな時代だからこそ、
シンプルな食の良さを、もっと楽しくおしゃれに伝えたい。

こうして、気が付けばヴィーガンに目覚めたその年の秋には、
日本で最初のヴィーガンカフェをオープンさせていました。
それから、2015年にオープンしたヴィーガンレストラン「エイタブリッシュ」に至るまで、
私たちの考えは、まったく変わっていません。

「もっと野菜を食べなさい。おいしく、楽しく、みんなでね」
お母さんの言葉に、デザインの最前線を仲間たちと駆け抜けてきた私たちらしさを加えて。
緑にあふれ、自然光がたっぷり入る南青山の地で、
今日も私たちは、おいしいごはんを作り続けます。

エイタブリッシュ
清野 玲子 ・ 川村 明子